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数字中国 デジタル・チャイナ-コロナ後の「新経済」

中国の共産党一党主義や覇権主義、そして人権問題などは厳しく批判しなければならない。しかし、非難だけで終わらせてはならい。
参考にしなければならないこと,少なからず存在する。それはITだ。デジタル国家だ。
もちろん中国のITは中国共産党の支配のために利用されている負の面もある。しかし、それを民主的な国の統治のためにも役立つものが多いのだ。やはり科学技術は使いよう,それによって,凶器にもなれば、国民の豊かな生活基盤ともなるのだ。

* 数字中国 デジタル・チャイナ-コロナ後の「新経済」 (中公新書ラクレ・西村 友作 (著))
新型コロナの震源地・中国はなぜ感染を抑え、プラス成長を達成できたのか? 当局はなぜアリババ集団ら巨大ITへの統制を強めるのか? コロナ禍にあえぐ米欧を横目に、中国はデジタル防疫・経済成長・デジタル金融の三位一体を実現。そこには覇権的な政治体制だけでは説明できない、重要な経済ファクターがある。民間需要を取り込み、政府主導で建設が進む「数字中国(デジタル・チャイナ)」がその答えだ。日本にとってビジネスのチャンスか、経済安保上のリスクか。現地専門家が、ベールに包まれた“世界最先端”のDX戦略の実態を描き出す。
【目次】
第1章 デジタル技術を活用した、新型コロナ防疫措置
第2章 中国はどのようにして、新型コロナを抑え込んだのか
第3章 変貌するキャッシュレス国家
第4章 新経済プラットフォーマーの光と影
第5章 中国経済はなぜ、新型コロナ禍でも成長できたのか
第6章 デジタル国家の未来

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