<読売社説:「RCEP発効へ 健全な成長を日本が主導せよ」>
「RCEPの運用と中国のTPP加盟問題は、日本の外交にとって正念場となる。」、その通り。岸田首相の外交力の正念場。なんとしても中国の封じ込めを。
<読売社説:「RCEP発効へ 健全な成長を日本が主導せよ」>
アジア太平洋地域に巨大な自由貿易圏が誕生することになった。地域の健全な発展につながるよう、日本が指導力を発揮しなければならない。
日中韓や東南アジア諸国連合(ASEAN)など15か国の地域包括的経済連携(RCEP)が、来年1月1日付で発効することが決まった。・・・
中国は南シナ海や東シナ海で挑発を続け、香港で人権を弾圧している上、台湾には前例のない軍事的威嚇を加えている。アジア太平洋地域で、覇権主義的な動きが強まるばかりだ。
TPPはもともと、貿易・投資の促進にとどまらず、経済と安全保障の両面で存在感を強める中国を牽制する狙いがあった。
RCEPの運用と中国のTPP加盟問題は、日本の外交にとって正念場となる。地域の国際秩序を維持するため、最大限の外交努力を尽くすことが不可欠だ。 2021/11/05
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20211105-OYT1T50034/
<産経主張:「RCEP発効へ 対中リスクにも目向けよ」>・2021/11/5
https://www.sankei.com/article/20211105-K4N7OQBLKFLXXMGXDDKSKSCXUE/