＜「少子化対策」のバラマキ財源は子づくり世代が負担する＞
池田 信夫氏の意見、いつも傾聴している。しかし、この意見については、私はやや微妙。
「少子化対策」は必要です、ただそのための施策、何を優先すべきか、政府の施策、バラバラ、戦略不明。そして財源、まさにうやむや、これでは少子化対策、単なるばらまきに終わってしまう。
社会保障費の見直し、本気で取り組める政治家、残念ながら日本には存在しない？？？
私の意見、子ども手当の大幅引き上げ、それが最優先。次いでこども医療費の完全無料化。
財源、消費税軽減税率の廃止で。もちろん、生活保護費の見直しも必要だ。
企業の広告宣伝費の一部損金不算入制度の導入を
＜「少子化対策」のバラマキ財源は子づくり世代が負担する＞
現役世代の負担を減らす社会保険料の見直しが先だ
岸田政権の目玉は「異次元の少子化対策」である。その具体策として児童手当の拡大、出産費用の公的保険適用、給付型奨学金の対象拡大などが挙げられているが、どれも「異次元」ではない。旧態依然のバラマキ福祉である。
これが今まで長期にわたって検討されながら進まなかった最大の原因は財源である。社会保障の財源としては社会保険料をあてることが原則だが、その赤字を消費税で補填してきた。しかしその増税に反発が大きいため、社会保障会計の赤字がふくらんで、にっちもさっちも行かなくなった。それを今度はどう打開するのだろうか。
現役世代の負担を増やす倒錯した少子化対策・・・2023.4.14・池田 信夫
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/74800