古い郊外のニュータウンから,生活に便利な都心部のマンションへ。
<なぜマンションは高騰しているのか (祥伝社新書・牧野 知弘 (著))
マンション価格の高騰が止まらない。かつて「億ション」、すなわち1戸=1億円以上のマンションが騒がれたことが噓のように、今や「2億ション」「3億ション」でないと、不動産業界では超高額マンションと呼ばない。東京だけではない、大阪でも25億円の物件が登場した。いったい誰が買っているのか? 驚愕の価格の背景には何があるのか? 日本社会はどう変わっていくのか? 業界に精通した著者が読み解いていく。見えてきたのは、ごく少数の富裕層と大多数の貧困層、その中間で踏みとどまろうとする層に分断された日本人の姿である。
(目次より)
●億ションはもはや普通の物件
●激増する日本人富裕層
●パワーカップルが陥る落とし穴
●さらなるインフレが到来する
●一般国民は、中古物件を買うしかない
●バブル時代から変わったこと、変わっていないこと
●タワマンは永住のための住居ではない!?
●新たなトレンド、ブランデッドレジデンス
●ヴィンテージマンション
●都心なら、どこを選ぶべきか
●注目は地方4市
●マンションの「買い時」とは?
●三極化する日本社会と、今後の住宅
<坪単価1000万円超、最高価格は45億円…首都圏の「超高額マンション」26棟にみる富裕層に人気のサービス・マンションなのに「隣人に一切会いたくない」というワガママ>
新築マンション価格の高騰が続いている。どんな物件が人気なのか。不動産事業プロデューサーの牧野知弘さんは「坪単価1000万円を超えるような超高額マンションがとてもよく売れている。10階未満の低層マンションが多く、コンシェルジュ、ポーター、ドアマンなど人によるサービスを最大の売りにしている」という――。(第1回/全3回)
2024/03/10・PRESIDENT Online・牧野 知弘・不動産事業プロデューサー
https://president.jp/articles/-/79286
<マンションここが穴場 億ション時代、「周辺」を狙う>・日経ヴェリタス
3月17日・https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB206W40Q4A220C2000000/