受益と負担のバランス回復を!
日本が世界に誇る「国民皆保険」制度も、形骸化が進み、それを維持するための財政基盤もいまや風前の灯!
<2040年の医療・介護給付費は23年の6割増となる89兆円に>
* 医療保険制度の再構築:失われつつある「社会保険としての機能」を取り戻す(西沢 和彦 (著)
国民の暮らしと健康を守れる公的医療保険制度を、どのように次世代へとつないでいくか。
データとエビデンスを精査・駆使してこれからの医療保険財政と医療提供体制のあり得べき姿を模索する意欲作。
▼“公的” 医療保険制度が直面する課題を四つのポイントに集約。
▼専門家だけではない、幅広い層の読者に向けた骨太のメッセージ!
1高齢化の進行、 2雇用形態の変化、 3財政健全化とのバランス、 4科学技術の進歩に伴う高額医療費の登場――論点を大きくこの四つに整理し、多様化と構造変化に伴って従来型の制度のままでは維持が難しくなってきたわが国の医療保険制度をこの先どう支えていくか、そのために必要不可欠なこと、乗り越えるべき課題とは何かを鮮明に浮かび上がらせる。
社会保障研究のスペシャリストが、「いま真剣に考え直すべき論点」を丁寧に解説。
<2040年の医療・介護給付費は23年の6割増となる89兆円に>
民間シンクタンクの試算によると、2040年の医療・介護給付費は23年の6割増となる89兆円まで膨らむ可能性があるということです。・・・2024.01.24・アゴラ編集部
https://agora-web.jp/archives/240123213526.html