<原発を「グリーンな投資対象」に加えたEU、メガトレンドではなくなった脱原発>
温暖化対策のためには原発は不可欠、方向転換を図るEU。果たしてドイツはどうする???
COP28でも原発の見直し。
<原発を「グリーンな投資対象」に加えたEU、メガトレンドではなくなった脱原発>
脱・脱原発を決断したスウェーデン、原子炉の新設を容認する法改正を実施
スウェーデン議会は原子力発電の拡大に向けた法改正を可決した。この結果、稼働中の原子炉に対する規制が撤廃されたほか、既存の原子力発電所以外の場所に原子炉を新設できるようになった。
スウェーデンが脱・脱原発に踏み切ったのは左派政権から右派連立政権への政権交代がきっかけだが、原発に中立か前向きなスタンスの国はEUにも少なくない。
ガス発電への転換で構造的に発電コストが上昇しているドイツの例もあり、少なくとも欧州では脱原発はメガトレンドではなくなっている。2023.12.14・(土田 陽介:三菱UFJリサーチ&コンサルティング・副主任研究員
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/78374