<問われる対中デリスキングの具体性 経済安保枠組み構築を>
欧州は悩む、対中経済安保戦略、そして対中安全保障戦略。
中国の経済力増大につれ、地政学的ライバルのもたらすリスクへの懸念
中国の覇権主義、アフリカへ中東へ、中南米へ。
<問われる対中デリスキングの具体性 経済安保枠組み構築を>
6月20日付の米ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙は「欧州の目標は対中関係ではなく対中リスクの遮断」と題する同紙ブリュッセル特派員キム・マカレルらの解説記事を掲載し、同日に発表された欧州連合(EU)経済安保戦略を巡る今後の議論で欧州の対中政策の決意が試されることになると指摘している。
EU委員会は6月20日に経済安保戦略を発表した。リスクをもたらす国への投資規制を検討することを加盟国に呼びかけた。国名の言及はないが、中露との経済リスク減殺が目的だ。欧州は従来貿易・投資に開放的だったが、中国の経済力増大につれ、地政学的ライバルのもたらすリスクへの懸念が高まっている。・・・7月10日・岡崎研究所
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/30760
<米国に追従すべきか否か、仏専門家が占う欧州の対中戦略>・7月9日
https://www.asahi.com/articles/ASR735T8WR73UHBI00H.html
<中国とどう向き合うか 欧州の戦略>・07月07日
https://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/485539.html