* AIに心は宿るのか (インターナショナル新書・松原 仁 (著))
AIに執筆させた小説が、「星新一賞」の一次審査を通過したことで脚光を浴びた「きまぐれ人工知能プロジェクト 作家ですのよ」。同プロジェクトを主宰する著者は、「鉄腕アトムのような汎用AIの実現」を目標に掲げ、30年以上にわたって研究を続けてきた。
独創的な物語を紡ぎ、絵を描き、プロ棋士を凌駕する知能すら獲得したAIが、アトムのように「心」を宿し、限りなく人に近い存在として社会へ進出する日は来るのだろうか? 研究の最前線から、AI社会の未来を予見する。
さらに、AIの躍進が顕著な将棋界を代表するプロ棋士、羽生善治との対談も収録。AIによる常識破りの戦略や知見を抵抗なく受け入れ、成長を続ける「AIネイティブ世代」をヒントに、AIと人間の関係を分析・考察する。
<人間を人間たらしめる「心の理論」を機械も持つか>
AIは「人間の表情を読む」ことができるのか?
表情や挙動から、人間は他人の心の内を推測する力を持っている。これは人間を人間たらしめる機能の一部と言えるかもしれない。
そして心がある私たち人間だからこそ、気になるのかもしれない──機械は他者の表情と心理を読むことができるのか? 米「ニューヨーク・タイムズ」が研究者らを取材した。2023.5.17・ニューヨーク・タイムズ(米国)
https://courrier.jp/news/archives/326016/
<ChatGPTで社会はこう変わる>
https://courrier.jp/news/tag/series-feature-how-chatgpt-will-change-the-world/