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異次元金融緩和策を続ける日銀には隠し事が多い

<異次元金融緩和策を続ける日銀には隠し事が多い>
ゼロ金利政策からの脱却、何故日銀はモタモタしているのか。
ゼロ金利政策からの脱却、国債との値下がり、金融機関を直撃、副作用があまりにも大きすぎる??? 日銀は何か隠し事???

<異次元金融緩和策を続ける日銀には隠し事が多い>
「見えるか化」で緩和の代償を示せ
植田・日銀新総裁は過去25年間の金融政策について多角的なレビュー(検証)をすると明言しました。大いに期待するとして、それにしても異次元金融緩和の結果や効果はもちろん、その裏側に隠れているコスト、代償について隠し事があまりにも多かったように思います。
一種のカモフラージュでしょう。国民が知りたい本当のところを説明しないのです。民主主義国家の中央銀行がこんなことをしてはいけない。
日経新聞の人気コラム「大機小機」が「量的緩和の出口における損失の『見える化』を」(5月10日)と主張していました。「英中央銀行(イングランド銀行)は金融緩和の出口で被る損失の将来推計を四半期ごとに公表している」とし、日銀も見習えといわんばかりの批判です。・・・2023.05.15・中村 仁
https://agora-web.jp/archives/230513103121.html
 
* 日銀の責任 低金利日本からの脱却 (PHP新書・野口 悠紀雄 (著))
なぜ異次元緩和は失敗したか。検証なしに日本は前に進めない! 日銀・政府の歩みを総括する日本経済論の集大成! 2013年4月に始まった日本銀行による異次元の金融緩和政策。しかしその後10年で日本経済は活性化するどころか国際的な地位を著しく下げた。さらに2022年の物価高騰と円安は消費者や零細企業を直撃したが、実質賃金は上がらず苦しいままだ。状況打破のためには金融緩和政策を見直す必要があるが、日銀は2022年12月まで金融政策を見直そうとせず、いまも転換を明言していない。本書では日本がこのような苦境に陥った真因を検証し、脱却のための道筋を明らかにする。異次元緩和はなぜ目標を達成できなかったのか、物価上昇率は適切な目標だったのか、未来に向けて日銀の果たすべき使命を考える。

* 日本銀行 我が国に迫る危機 (講談社現代新書・河村小百合 (著))
2013年日銀が「量的・質的金融緩和」を始めてからはや9年が経つ。世界経済の急激な局面の転換によって、わが国は、この“超低金利状態”を維持できるかどうかの瀬戸際、まさに崖っぷちに立っている。これまでの放漫財政路線を安易に継続し、超金融緩和路線を強引に押し通し続けようとすれば、遠からず、どういう事態に陥るのか。そして、それを回避するためには、私たちは何をなすべきなのか。世界の中央銀行の金融政策と財政運営に精通したエコノミストが警鐘を鳴らす。

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