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読売社説:「品薄続く後発薬 安定供給は国と業界の責務だ」

<読売社説:「品薄続く後発薬 安定供給は国と業界の責務だ」>
「国もメーカーに対する検査の強化に取り組むべきだ。」、これで本当に安定供給が進みますか、いや、反対にますます品不足になるのでは???
ジェネリック医薬品会社、中小企業??? この判断も間違いでは???
医薬品業界全体の管理監督、薬の安定供給、厚労省が責任ある行政を、そしてリーダーシップを、必要なら権限の強化も。

<読売社説:「品薄続く後発薬 安定供給は国と業界の責務だ」>
 価格の安いジェネリック医薬品(後発薬)の品不足が長期化している。必要な薬が患者に届かない事態にならないよう、国とメーカーは対策を急がねばならない。
 品不足の背景には、メーカーの相次ぐ不祥事がある。・・・
 相次ぐ不祥事は、後発薬への信頼を損ねている。薬の安全性は患者の命に関わることを業界が再認識し、二度と同様の事態を招かないよう、法令順守や品質管理に努めなければならない。
 そのためには、人材育成や設備投資が重要だ。後発薬メーカーは最大手でも売上高が2000億円弱で、経営体力に乏しい中小企業が多い。再編によって基盤を強化することも大切だ。
 後発薬の普及を推進してきた国の責任も重い。メーカーは急激な市場拡大に追いつけず、体制が整わないまま無理に薬の製造を続けてきたと指摘されている。
 後発薬がある薬の場合、8割は後発薬が選ばれており、医療を支える基盤になっている。安定供給に向け、国もメーカーに対する検査の強化に取り組むべきだ。 2022/05/20
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20220519-OYT1T50245/

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