<産経主張:「処理水の海洋放出 妖怪「風評」の根を絶とう」>
風評被害、どんなに誰が頑張っても根絶は出来ない、時の経過を待つしか無いのだ。「処理水」の海洋放出など数年前に行っておけば、今頃はその風評被害など極めて小さくなっているのだ、政治家の決断遅れがいつまでも風評被害が続く原因だ、政治家の責任逃れが風評被害の原因だ。
なお、いくら首相が説明しても、風評被害は発生する、要は政治家の決断だ。速やかに行えばよいのだ、風評被害は時が解決してくれる。
<産経主張:「処理水の海洋放出 妖怪「風評」の根を絶とう」>
東京電力福島第1原子力発電所の汚染水を浄化した「処理水」の海洋放出実現に向けて事態が一歩進んだ。
原子力規制委員会によって18日、東電の放出実施計画が妥当と認められた。一般からの意見公募を経て正式認可となる運びだ。国は昨春、処理水を海洋に放出する方針を決定しており、その実現に整合する判断である。・・・
海洋放出は不可避であり、福島復興につながる廃炉工程を前に進めるためにも必要なのだが、漁業関係者の反対意見は依然として根強い。放出による風評被害を警戒してのことである。
この風評が難物だ。事故当事者である東電だけの手に負えるものではない。解決能力を有するのは国をおいて他にない。風評は非科学に巣食(すく)う妖怪だ。
規制委の更田豊志委員長は計画了承後の記者会見で、健康や海産物への海洋放出の影響は「科学技術的には到底考えられない」が、「多くの人の関心事なので丁寧に審査した」と語った。IAEAのグロッシ事務局長も来日し、19日に第1原発を視察した。
残るは岸田文雄首相による風評の根を絶つ、国民への明確な説明だ。全力を注いでもらいたい。2022/5/20
https://www.sankei.com/article/20220520-CUM7ERXZ65PBHDIVQ3FO6VRYCE/
<読売社説:「処理水放出了承 安全性周知へ情報発信強めよ」>・2022/05/21
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20220520-OYT1T50260/