いつの時代にもたくましく生きている女性が存在する。
日本の女性の地位がいつまでも向上しないと嘆くマスコミが多い。そしてその原因を政治が悪いと単略的に批判する。
そうではない、日本では女性には多くの門戸が開いてる、女性の進出を待ち望んでいる。しかし、何故か、日本女性は奥ゆかしい???
やはり日本の女性は保守的なのだ、日本の女性の遺伝子は世界的に見れば少々、異端なのだ???
日本女性、もっともっと海外に進出しよう、多くの国が日本女性大歓迎。
* 清少納言を求めて、フィンランドから京都へ(ミア・カンキマキ (著), 末延 弘子 (翻訳))
セイ、あなたと私は驚くほど似ている――。
遠い平安朝に生きた憧れの女性「セイ」を追いかけて、ヘルシンキから京都、ロンドン、プーケットを旅する長編エッセイ。
仕事にも人生にもうんざりしたアラフォーシングルのフィンランド人「私」は、長期休暇制度を使って日本へ旅立つ。目的は「清少納言を研究する」ため――。
うだるような京都の夏の暑さ、ゴキブリだらけの「ガイジンハウス」、同居人たちとのドタバタ劇、博物館や図書館での資料探し、東日本大震災による精神的混乱、深夜のバーでの友との語らい、この世のものとは思えないほど美しい桜、女性が生きていくことの困難さ……。新しい人生へと旅立つ期待と不安を、鮮烈に描いたデビュー作!