* 欧州戦争としてのウクライナ侵攻 (新潮選書・鶴岡 路人 (著))
「ウクライナ対ロシア」の構図だけでは分からない「この戦争の本質」とは?
NATOとロシアの熾烈な抑止合戦、ウクライナの抵抗、そして日本への教訓は――「欧州」という視座から、この戦争の本質と世界の転換を解き明かす。
2022年2月に始まった一方的な侵攻は、ロシアの問題であるとともに欧州全体の問題として捉える必要がある。欧州は結束して武器や弾薬の供与に踏み切り、エネルギー危機は欧州全域を巻き込んだ。欧州の安全保障を専門とする著者がこの「大転換」の背景を分析し、「ウクライナ後の世界」の課題と日本の採るべき道を探る。
<なぜゼレンスキー大統領は停戦しないのか…ウクライナ侵攻を泥沼化させたロシア軍の「最悪の行動」・当初は停戦をロシアに持ち掛けていたが…>
2023/03/27・PRESIDENT Online・鶴岡 路人・慶應義塾大学総合政策学部准教授
https://president.jp/articles/-/67540