日本のマスコミは大学教育の充実ばかりを主張する。しかし、日本の大学は多すぎる、そして大学を卒業してもコンビニの店員、飲食店の店員、店員を馬鹿にしてはならないがそれらに大学教育など必要はない、大学を卒業して英語も喋れないようでは。そんな大学生に無償の奨学金など必要ないのだ。
国費を投入するなら、高等教育機関「高専」の充実にもっと資金を。高専の授業料無償化は??
* 高専教育の発見――学歴社会から学習歴社会へ(矢野 眞和 (編集), 濱中 義隆 (編集), 浅野 敬一 (編集))
大学とも専門学校とも違う、5年制の高等教育機関「高専」。「ロボコン」のイメージとともに、「就職率100%」「学士同等の人材を輩出」と評価は高いが、その教育の内実、学生の満足度や進路、キャリアの展開はほとんど知られていない。この謎の存在に、画期的な卒業生調査と論考から多角的に迫る一冊。
<創設60周年で世界も注目 「高専生」が社会で活躍するには>
世界が欲しがる「KOSEN」。かたや国内では「どこの専門?」と聞き返される「高専」。この奇妙なねじれに、日本を覆う学歴社会の分厚い暗雲とそこに差し込む光を同時に見る。
高度経済成長期、日本の産業界からの技術者養成の要望に応えるべく創設された国立高等専門学校(高専)。1962年に12校から始まり、今年60周年を迎え、11月16日には高専制度創設60周年記念式典が開催された。15歳から5年間の早期専門教育を受けた多くの卒業生が、技術者として科学技術立国・日本の発展を支える一翼を担ってきた。昨今はさまざまな社会課題に技術で挑む高専生の姿が報道されるなど、その活躍はまさに飛ぶ鳥を落とす勢いだ。・・・2022年11月18日・堀川晃菜 (サイエンスライター・科学コミュニケーター)・https://wedge.ismedia.jp/articles/-/28539