<再生可能エネばかりを重視したヨーロッパがはまったエネルギー危機>
EU、脱炭素を急ぎすぎ、理想論が先行すれば、弊害ばかりが拡大する。化石資源は有効に利用しなければならない。理想論ばかりが先行すれば、結局は中国、ロシアの思うつぼ???
<再生可能エネばかりを重視したヨーロッパがはまったエネルギー危機>
<現在のエネルギー需給の逼迫を招いた原因は、再生エネルギーへの過剰投資とエネルギー地政学の軽視にあり>
エネルギー危機が世界中に広がっている。燃料価格の高騰や供給の不足に加え、停電も頻発している。アメリカでも一部の州は電力の安定供給に四苦八苦している。
こんな危機は数十年ぶりだから、誰もが不意を突かれた。エネルギーの供給が不安定になれば経済だけでなく安全保障にも環境にも、さらには公衆衛生にも甚大な影響が及ぶことを、みんな忘れていた。・・・・
こうした惨状に、世界各国は学ぶべきだ。ヨーロッパはエネルギー市場の再編に知恵を絞り、多額の資金を投じてきたが、見るも無惨な状況に陥った。何が間違っていたのか。他国にとっての教訓は何か。
現実の複雑さを無視した議論
10月14日・ブレンダ・シェーファー(民主主義防衛財団エネルギー問題上級顧問)
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/10/post-97270.php
<「再エネ最優先」がもたらす大停電の危機>
第6次エネルギー基本計画は9月末にも閣議決定される予定だ。それに対して多くの批判が出ているが、総合エネルギー調査会の基本政策分科会に提出された内閣府の再生可能エネルギー規制総点検タスクフォースの提言は「間違いだらけだ」と委員から集中砲火を浴びた。これについて再エネTFの原英史氏が反論しているが、批判に「レッテル貼り」というレッテルを貼っているだけで反論になっていない。
安定供給のコストを負担しないフリーライダー・・・2021.08.29 ・池田 信夫
https://agora-web.jp/archives/2052836.html