* 地球温暖化で人類は絶滅しない 環境危機を警告する人たちが見過ごしていること(Michael Shellenberger (著), 藤倉 良 (翻訳)ほか)
確かに地球は温暖化している。それは止めなければならない。だが、温暖化だけで人類が絶滅するわけではない。先進国の環境アラーミストが推し進めようとする環境対策は、開発途上国に必要な経済発展を阻害し、むしろそれが地球の環境を悪化させる。長く環境運動に取り組み、世界各地の実情を見てきた著者が、IPCC報告書等の科学的知見に基づき、真に実効的な環境保全の道を示す。アラーミズムと懐疑論を超える、注目の全米ベストセラー。著者からの「日本語版に寄せて」を収録。
【目次】
第1章 世界は終わらない
第2章 地球の肺は燃えていない
第3章 プラスチックストローでもいいじゃないか
第4章 第六の絶滅はキャンセル
第5章 搾取工場が地球を救う
第6章 クジラを救ったのは貪欲(グリーンピースではない)
第7章 ステーキも召し上がれ
第8章 自然を守るのは爆弾
第9章 環境保護が破壊環境につながる
第10章 グリーンの内側
第11章 力づく
第12章 迷える魂のための偽りの神々
後期高齢者となり、頭の体操、インターネットで新聞記事、雑誌記事、いろんな情報をいろいろ批評
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