<産経主張:「かかりつけ医 機能発揮できる制度化を」>
現状のままでのかかりつけ医制度、満足のいく水準になることはない、抜本的な発想を変える必要がある。
かかりつけ医は各市町村が、保健所、あるいは行政が運営する医療機関に人口に応じて用意する必要がある。そしてITを駆使してオンライン診察や相談を可能に。相談員は看護師でも良い。なお、民間診療所や病院、過剰な検査や投薬が行われている,それらのチェックも同時に行う必要がある。
繰り返すかかりつけ医、抜本的に発想を転換して意味ある制度に改革を。
* 「総合診療かかりつけ医」が患者を救う(菊池 大和 (著))
地域医療が重視される時代
社会に求められる「本当のかかりつけ医」とは
地域医療にとって本当に必要なのは「なんでも診る」「いつでも診る」医師です。「うちでは分からないから、ほかへ行って」では、国が考える医療の「入り口」にはなりません。診断をつけ、高度な治療を要する場合はより専門性の高い医療機関へ紹介するのが本来の役割です。さらに、夜間でも休日でも、困ったときにすぐ受診できれば、これほど安心なことはありません。それが「総合診療かかりつけ医」です。
<産経主張:「かかりつけ医 機能発揮できる制度化を」>・2022/5/29
https://www.sankei.com/article/20220529-MWKOHQ3XABJMZCXT5C2ES6WCPU/
<責任負わぬ「かかりつけ医」の罪 制度化できるか焦点に>
患者の健康を継続的に管理し、必要に応じて治療したり専門医を紹介したりする「かかりつけ医」。そのあり方を改革する議論が政府内で本格化しつつある。日本医師会の抵抗が必至のテーマで、政権の突破力が試される。
今のかかりつけ医は曖昧模糊(もこ)な存在だ。各地の医師会や厚生労働省は「かかりつけ医を持ちましょう」と国民に呼びかけていて、診療所の待合室にはそんなポスターが張ってあったりする。・・・2022年5月17日
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK275CS0X20C22A4000000/