* EV&電池 異次元の加速(週刊エコノミストebooks・週刊エコノミスト編集部 (著))
2022年、電気自動車(EV)市場は戦国時代に突入する。
<「中韓を抜いて世界一に」アップルカーも採用を検討する”日の丸蓄電池”のすごい性能・劣化しづらく、急速充電が可能・“アップルEV”報道で大注目の東芝「SCiB」>
2021/06/29 PRESIDENT Online・前田 雄大・https://president.jp/articles/-/47220
<日立に勝算、世界で号砲「蓄電池電車」開発競争>
フィレンツェで実験成功、欧州勢は実用化進む
2021年1月末の夜10時過ぎ、イタリア中部の古都フィレンツェ。関係者が見守る中、1台のトラム車両が静かに動き出した。車両は通常と同じだが、電車にとっては走行のためのエネルギー源である架線から電力を供給するためのパンタグラフは閉じたままだ。
トラムはそのまま走行を続け、3.5kmの距離を無事に走り切った。日立製作所のグループ会社である、日立レールSpA(イタリア)が開発を進めてきた蓄電池駆動トラムが、その第一歩を踏み出した瞬間だった。
日立はこれまで、環境に配慮したさまざまな鉄道車両の導入に向けて取り組んできており、この蓄電池トラムはその中の1つである。
橋爪 智之 : 欧州鉄道フォトライター 2021/03/02 https://toyokeizai.net/articles/-/414288