私たちが暮らす経済社会―経済的な関係が深く染みこんだ社会とどうつき合うべきか。その仕組みを知り、そこで起こる問題解決のために必要なこととは。データの重要性と限界、理論の功罪、因果推論の効果と弱点から、人間心理を扱う難しさ、歴史に学ぶ意義と注意点、政治との距離感まで、経済社会について学ぶためのヒントに満ちた一冊。溢れる情報に「健全な懐疑の目」で接し、社会を少しでも良くしたい全ての人々へ。
* 経済社会の学び方・健全な懐疑の目を養う (中公新書・猪木 武徳 (著))
私たちの暮らす社会の経済構造を把握し、そこから生まれる問題を解決するために――。理論、歴史、統計の重要性と限界に向き合う。
<経済理論の安直な政治利用を戒める近刊の名著>
2022.01.05 ・中村 仁・https://agora-web.jp/archives/2054563.html