<朝日社説:「教員不足調査 働き方改革待ったなし」>
今回の調査での教員不足、それを働き方改革に単略的に紐つけてしまうこと、それはあまりにも誤解を生じさせてしまう、朝日新聞社殿。もちろん、教員の働き方改革は必要である。
しかし、教員が採用できないわけではない、採用が困難なのは、産休や病休で欠員が生じたときの短期雇用の教員である。身分が安定しない、短期教員、それに応募者が殺到するわけがない。教員の採用、予算的な制約もあり、欠員が出ることを予測した、余裕のある採用が困難なこと、それが欠員の出る最大の要因である。朝日新聞社、しっかりとした取材で、誤りのない報道を。
なお、繰り返す、教員の働き方改革は大事である。
「免許をもたない社会人でも教壇に立てる「特別免許状」制度を活用した外部人材の登用などを着実に進めるべきだ」、その通りです。一般の定年退職者等を、教員補助者として大量に活用せよ、私は何度も提案している。
いずれにせよ、教育にどの程度財源を増加させるか、少子化対策とあわせ、真剣に考えねばならないのだ。
<朝日社説:「教員不足調査 働き方改革待ったなし」>・ 2022年2月4日
https://www.asahi.com/articles/DA3S15193970.html?iref=pc_rensai_long_16_article
<産経主張:「教員不足 優秀な人材集まる環境に」>・2022/2/8
https://www.sankei.com/article/20220208-ANCBNC2RJVPH5KV5RS5LBRBQSQ/
<毎日社説:「公立学校の教員不足 柔軟な人材確保に知恵を」>・ 2022/2/9
https://mainichi.jp/articles/20220209/ddm/005/070/082000c