<読売社説:「経団連春闘方針 賃上げは好調な企業の責務だ」>
「賃上げは好調な企業」、こんな社説では意味はない、もっと踏み込め読売新聞社。あっと驚くような社説があまりにも少ない。
すべての企業が賃上げを、そうでなければ消費は回復しない。なお、あっと驚く施策、それは公務員の給与を民間に先駆けて引き上げ、まさに逆転の発想。そのくらいの政府の決意を示さねば民間は動きません。コロナ対策、馬鹿げた無意味なばらまき、それでは賃金など上がらないのだ。繰り返す、惰性でなく、真に民間に刺激を与えるような発想で政策を。
<読売社説:「経団連春闘方針 賃上げは好調な企業の責務だ」>
政府が目指す「成長と分配の好循環」の実現には、賃金アップが不可欠だ。好業績の企業は、停滞していた賃上げを再び推進してもらいたい。
経団連は、今年の春闘に向けた経営側の方針となる「経営労働政策特別委員会報告」を公表した。コロナ禍で業績格差は大きいが、好調な企業に対しては、基本給を底上げするベースアップ(ベア)を行うよう促した。・・・・
消費者物価指数も小幅ながら上がっており、日本銀行は22年度の上昇率の見通しを前年度比0・9%から1・1%に引き上げた。
賃上げより物価の上げ幅が大きくなれば、家計を圧迫して景気に悪影響が及ぶ。春闘では物価動向もにらみつつ、着実な賃上げにつながる交渉に努めてほしい。2022/01/19
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20220118-OYT1T50241/
<日経社説:「持続的な賃上げへ労使は改革で道筋を」>・1月20日
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK207U60Q2A120C2000000/
<「2022春闘 賃上げの流れ 作れるか 問われる経営者の覚悟」(時論公論)>・2022年01月19日・ https://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/459864.html