<イランへの直接攻撃は世界を変えた…秩序が崩壊する世界の「6つの衝撃的な真実」とは?>
大変参考になるコラムです。
<イランへの直接攻撃は世界を変えた…秩序が崩壊する世界の「6つの衝撃的な真実」とは?>
<イランは長年にわたりイスラエルやアメリカの不倶戴天の敵だったが、今回の衝突は今までのものと一線を画している>
中東情勢における緊張という言葉は、もはや聞き飽きた定型句のように思えるかもしれません。
しかし、今この瞬間に私たちが目撃しているのは、1979年のイラン革命以来続いてきた旧来の秩序が完全に崩壊し、二度と引き返すことのできない「ポイント・オブ・ノーリターン」を越えた歴史的転換点です。
【真実1】過去25年で最大――かつてない規模の軍事力行使
【真実2】外交を隠れ蓑にした欺瞞作戦
【真実3】戦慄の役割分担――アメリカの「インフラ破壊」とイスラエルの「斬首作戦」
【真実4】「戦略的忍耐」の終焉――目的は抑止ではなく「体制崩壊」
【真実5】歴史と神話の武器化――「ライオンの咆哮」という心理戦
【真実6】内部の脆弱性――数字が示す「両刃の剣」
深く、消えない傷跡
今回のイランへの直接攻撃は、中東の地図を書き換えるだけでなく、私たちが信じてきた国際社会の秩序という幻想を永遠に葬り去りました。
たとえこの軍事行動が物理的に終了したとしても、一度刻まれた「存在を賭けた戦い」の傷跡は、単なる表面的なダメージとして消えることはありません。それは歴史の深層に、絶望と憎悪、そして不信という拭い去れない痕跡を刻み込みます。
既存のルールが崩壊し、力のみが正義を語るようになったこの「ジャングルの法則」が支配する世界で、私たちは何を指針にすべきなのか。答えの見えない問いを抱えたまま、私たちは未知の、そして極めて危険な新秩序へと足を踏み入れようとしています。
3月2日・アルモーメン・アブドーラ(東海大学国際学部教授)
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2026/03/589139.php