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朝日社説:「臨時国会閉会 合意形成に課題と傷痕」

<朝日社説:「臨時国会閉会 合意形成に課題と傷痕」>
この社説の要旨は次の通りです(ChatGPT )
1 合意形成の姿勢の欠如:多党化の下で幅広い合意形成が求められるにもかかわらず、定数削減法案の「結論ありき」の進め方が与野党の信頼関係を損ねた。
2 財政運営の無責任さ:旧暫定税率の廃止や大型補正予算などで将来の財源確保が先送りされ、借金頼みの積極財政に妥当性への疑問が残る。
3 定数削減法案への強い批判:自動削減規定を含む法案は乱暴で、野党への圧力に等しいとして、白紙に戻した上で協議をやり直すべきだとしている。
4 首相発言の軽さへの懸念:台湾有事をめぐる発言など、熟慮を欠く発信が国際的な緊張を高めかねず、政治指導者としての言葉の重みを自覚すべきだと指摘している。
 
この社説に関して、多くの点で私は納得できません。特に以下の点で異議を唱えます。
1 合意形成の欠如について
「合意形成の欠如」という指摘に対しては疑問があります。むしろ、合意形成ができたからこそ、補正予算案が成立したのではないでしょうか。しかし、その過程において、合意に至るための交渉や調整が、何らかの形で歪みが生じていた可能性があるのは否めません。財源論についても、これは高市政権だけの問題ではなく、野党側の無理な要求や拒絶姿勢も影響していると考えます。
なお、多党化が進む日本の政治において、合意形成はますます難しくなっています。与野党間の対立が激化し、妥協点を見つけることが難しい現状では、政治家一人一人がしっかりと説明責任を果たし、国民に納得してもらえるようなプロセスを示さなければなりません。その中で、急がば回れの精神で、焦らずに丁寧な調整を重ねていくことが求められます。
2 財政運営における長期的視点の欠如
現在の日本の財政運営は、短期的な対応に偏っている印象を受けます。特に、旧暫定税率の廃止や大型補正予算が急ごしらえで進められていることは、将来世代への負担を先送りにすることにつながりかねません。財政運営においては、より長期的な視点での戦略が必要です。これをどう調整していくのかが、今後の政治課題です。
3 定数削減法案の賛否
定数削減については、私自身も賛否が微妙です。維新の会の主張には強い思い込みがあるように感じますが、だからといって完全に否定することはできません。議論はもっと多角的に進めるべきであり、他党との意見交換を深めることが重要だと思います。
3 首相発言の軽さへの懸念
朝日社説が批判する首相発言の「軽さ」について、私は真っ向から異議を唱えます。高市発言が問題視されている点についても、国会答弁やその経緯をしっかりと議事録で確認すれば、高市氏の発言は極めて真っ当なものであることがわかります。問題は、メディアの報道姿勢です。発言を切り取って批判する報道が多く、発言全体を公正に取り上げることに欠けているのが実情です。
なお 特に政治的な発言については、一部の切り取り報道が過熱し、国民の理解を深めるどころか誤解を招いています。メディアは、政治家の発言や行動を公正に報道する責任があり、特に国際問題においてはその報道が国家の信用に直結することを認識すべきです。
4 高市発言と日本の立ち位置
高市氏の発言によって、世界における日本の立ち位置が注目されています。彼女の発言は、単なる外交的コメントにとどまらず、日本の存在意義を世界に示すものであったと私は評価します。朝日新聞社は、偏向報道に対する批判を避けるためにも、その報道姿勢を再考すべきです。

<朝日社説:「臨時国会閉会 合意形成に課題と傷痕」>・12月18日
https://www.asahi.com/articles/DA3S16365991.html?iref=pc_rensai_long_16_article
 
<読売社説:「臨時国会閉幕 強引さ目立つ維新の振る舞い」>・2025/12/18
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20251217-GYT1T00426/
 
<産経主張:「臨時国会が閉幕 対中抑止へもっと議論を」>・2025/12/18・ https://www.sankei.com/article/20251218-C24AOGI3QVKYBMVRZLTWVBG4HE/

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