<「存立危機事態」とは…日本が「台湾を守るために」武力行使→「全くの誤解」野村修也氏が解説>
高市首相の国会での「存立危機事態」発言、言葉尻ではなく、発言の全てを議事録等でしっかり確認して、意見を述べねばならない。
多くのマスコミやリベラル知識人が、「日本が「台湾を守るために」武力行使」と、まさに「全くの誤解」をして高市首相の発言を批判している、情けないこと。あえて付け加えるなら、あの橋下氏さえも、何処まで議事録を熟読して批判しているのかと私は考えます。
なお、台湾有事、米軍はそれを無視しますか、中国の行動を容認しますか???
米軍が台湾の支援に動けば、台湾有事、中国は米軍の阻止に必ず動きます。尖閣は台湾から170キロに過ぎません。そして米軍の多くは沖縄基地他日本の米軍基地から出動します。中国が、沖縄や日本本土の米軍基地にも攻撃を加えることは十分すぎるほど予測できるのです。そうなればまさに「存立危機事態」なのです。高市首相はあらゆることを総合的に検討し、「存立危機事態」が発生し、自衛隊がそれに対応すると国会で述べたのです。
その発言の何が問題ですか、繰り返します、多くのマスコミ、リベラル知識人、あるいは橋下氏等等、落ちついて考えてください。
「台湾を守るために」、自衛隊が出動するのではありません、日本を守るために自衛隊は出動するのです、それが台湾のためになるなら、それも結果論として否定することではありません。
<「存立危機事態」とは…日本が「台湾を守るために」武力行使→「全くの誤解」野村修也氏が解説>
中央大学法科大学院教授で、フジテレビ系「Live News イット!」やTBS系「情報7daysニュースキャスター」などではコメンテーターも務める野村修也弁護士が15日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、「存立危機事態」についてあらためて解説した。・・・・
野村氏は「存立危機事態」について「話が噛み合わない」と感じることがあるとし、「中国が台湾に武力行使をしたら、日本が『台湾を守るために』武力行使する話だと思って批判している人がいるらしい。」とかみ合わない内容を説明。「これは全くの誤解。台湾有事に伴って『中国が米軍に武力行使し』日本に存立危機事態が生じた場合に、『米軍を守る可能性』の話。」と明言した。
さらに「あらゆる要素を総合的に検討した結果、『存立危機事態』に当たると判断された場合でも、日本が必ず武力行使するわけではない。」と付け加えた。「『他に適当な手段』があればそちらを選択するし、仮に武力行使が不可避でも『必要最小限の実力行使』にとどまる。」と日本の対応についても説明した。
続けて「個別的自衛権」についても解説した上で「存立危機事態については
①我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより
②我が国の存立が脅かされ、
③国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある事態」と解説した。「個別的自衛権とは区別されますが、看過できない事態です。」と付け加えた。
「こうした事態が認定された時点で、他に適切な手段が無いときに、必要最小限の武力行使を行うわけですが、これを『日本は戦争しない国ではないのか』と言って否定するならば、②我が国の存立が脅かされ、③国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆されることを我慢しなければならないことになります。」とした。(よろず~ニュース編集部)・1/19・https://news.yahoo.co.jp/articles/6eb0664a186bd8969619af20a790b8f622d6ee2e
<「台湾有事」はなぜ「日本有事」か?>・2025.11.19 ・加藤 成一・https://agora-web.jp/archives/251118064103.html