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朝日社説:「鑑定不正の検証 第三者の目が不可欠だ」

<朝日社説:「鑑定不正の検証 第三者の目が不可欠だ」>
何何か問題が起きると、すぐに「第三者の目が必要だ」と主張される。私はこの論調に少なからず違和感を覚えます。そもそも「第三者」とは誰なのか?その定義も曖昧なまま、ただ「第三者」という言葉が独り歩きしているように感じます。
今回の佐賀県警の鑑定不正の件は、あってはならない重大な事案です。しかし、どれほど厳重な体制を敷いていても、「絶対」は存在しない。それが残念ながら現実です。
まずは、警察庁による佐賀県警への特別監察に委ねるべきだと私は考えます。組織内での責任の所在を明確にし、再発防止策を講じることが先決です。
なお、社説では「基本を踏み外した捜査が多くの冤罪事件を引き起こしてきたことを忘れてはならない」と述べられているが、本当に「多くの冤罪事件」が存在するのだろうか?私はそうは思いません。冤罪事件は極めて少ない、例外的なケースです。だからこそ、ひとたび冤罪が発生すれば社会は大きく反応し、大騒ぎになるのです。

<朝日社説:「鑑定不正の検証 第三者の目が不可欠だ」>・10月9日
https://www.asahi.com/articles/DA3S16319676.html?iref=pc_rensai_long_16_article
 
<日経社説:「DNA鑑定の信頼が揺らいだ」>・10月8日
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK082OA0Y5A001C2000000/

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