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トランプ氏の権限拡大、歯止め失い政府機関が存亡の危機

<アングル:トランプ氏の権限拡大、歯止め失い政府機関が存亡の危機>
トランプ氏の権限拡大要求、際限がない???
トランプ氏の任期後3年、果たして米国の行く末は???
* ウソが勝者となる時代(山崎 雅弘 (著))

<アングル:トランプ氏の権限拡大、歯止め失い政府機関が存亡の危機>
[ワシントン 29日 ロイター] – トランプ米大統領が連邦政府機関のあらゆる業務に及んで自身の権限を拡大しようとする動きに歯止めがきかなくなってきた。8月最終週には連邦準備理事会(FRB)のクック理事、疾病対策センター(CDC)のモナレズ所長、鉄道事業を監督する陸上運輸委員会(STB)のプリマス委員に相次いで解任を通告し、そうした権限をどこかで行使できるのかを試しているかのようだ。
これらの措置からは、通常は政治的な影響から独立した立場になると見なされる機関にまで影響力を及ぼしたいというトランプ氏の願望が透けて見える。
複数の専門家は、一連の解任通告によって、民間への有益な情報や大統領向けに専門知識を提供しつつ、特定政党の政策に左右されずに業務を遂行するFRBやCDCなどへの信頼が損なわれかねないと懸念を示す。この状況を許せば、他の独立機関の足場も危うくなるかもしれない。
連邦政府の機能強化と民主主義の発展を提唱する団体「パートナーシップ・フォー・パブリック・サービス」の代表者を務めるマックス・スティア氏は、「悪い方へ向かう新たな潮流で、大統領による著しい権力の掌握を物語る。大統領には多くの権限があるが同時にさまざまな限度がある。現在の大統領にはそうした限度をわきまえていない」と指摘した。
2025年9月1日・https://jp.reuters.com/world/us-politics/GFVZASG7R5MIXOFEG4JFBCUMSI-2025-09-01/
 
* ウソが勝者となる時代(山崎 雅弘 (著))
SNSや動画サイトの大衆化によって、ウソは権力者たちの「新しい武器」として使われるようになった。
 
<トランプの”ウソと言いかがり”はエスカレートするばかり…2期目も絶好調な背景にある「アメリカの国民性」・国民はなぜまた彼を当選させたのか>
1期目の時から“ウソと言いかがり”を伴う言説が注視されてきたアメリカのトランプ大統領。2期目はイーロン・マスクという味方を得て、その言動がさらに苛烈になったが、そもそも“ウソと言いかがり”を繰り返すのはなぜなのか。戦史・紛争史研究家の山崎雅弘氏は「その言動には『アメリカ国民からの要請』が影響している」という――。
2025/09/29・PRESIDENT Online・山崎 雅弘・https://president.jp/articles/-/102519

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