<『日本の子育て共同参画社会』の「縁、運、根」>
「結婚からの逃走」と「家族からの逃走」
「普遍主義的価値」としての「婚姻」の崩壊から少子化が始まった
そして「未婚」=「単身化」が「普遍主義的価値」になった
「私化」が蔓延する社会システムの誕生
「家族形成支援」施策
「未婚」が「普遍主義的価値」だと60年後に「福祉国家」は消失する
<『日本の子育て共同参画社会』の「縁、運、根」>・2025.09.28・金子 勇・https://agora-web.jp/archives/250927000139.html
* 日本の子育て共同参画社会:少子社会と児童虐待 (MINERVA社会学叢書・金子 勇 (著))
21世紀日本社会の大きな課題である少子社会と児童虐待にどう取り組むか。本書では、社会全体で支えあう少子化対策を介護保険に範を求め、独自の少子化対応策としての「子育て基金」を軸とした「少子化危機突破作戦」を提唱する。また児童虐待研究では、比較社会学による原因、過程分析、解決策を示し、予防の方法も明らかにした。本書は、「晩母」と「晩父」、「早母」と「早父」という新概念を活用して、社会的ジレンマ論、理論社会学を政策科学に調和させた実証的研究の集大成である。