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朝日社説:「立憲の再出発 自民への対抗軸 明示を」

<朝日社説:「立憲の再出発 自民への対抗軸 明示を」>
朝日新聞の社説では、「立憲民主党が自民党に対抗する明確な軸を打ち出す必要がある」と述べられています。しかし、現時点でその「対抗軸」は、言葉としては理解できるものの、具体的な政策イメージとしては今ひとつ明確ではありません。
立憲民主党の主要政策について、有権者がどれだけ具体的に理解しているでしょうか。また、それを理解してもらうための丁寧で継続的な発信が、果たして十分に行われているのかも疑問です。
政権交代を目指すのであれば、憲法改正に関しても一定のスタンスを明確にする必要があると考えます。現状の「慎重姿勢」だけでは、有権者の信頼を得ることは難しいでしょう。
また、「消費税減税」をめぐる主張については、財政の現状を考慮すれば、単純に減税を打ち出すのは現実的とは言えません。分配政策にしても、単なる「ばらまき」ではなく、持続可能性を伴った制度設計が求められます。
党内の熱量という点でも、参政党などの新興勢力と比較すると、立憲民主党には一層の奮起が求められる状況です。候補者の顔ぶれや、地域活動の熱意・密度にも格差があるように見えます。
加えて、安全保障やエネルギー政策についても、立憲民主党の立ち位置は曖昧です。自民党との違いを明確にしつつ、現実路線とのバランスをどう取るのか。そこに、有権者が「任せられる」と感じるだけの説得力が必要です。
今後の再出発が単なる「反自民」の枠にとどまらず、建設的なビジョンを示すことにつながることを期待したいところです。。

<朝日社説:「立憲の再出発 自民への対抗軸 明示を」>・9月12日
https://www.asahi.com/articles/DA3S16300605.html?iref=pc_rensai_long_16_article
 
<産経主張:「立憲民主党 「空白」なじる資格あるか」>・2025/9/12
https://www.sankei.com/article/20250912-CPXSCTGD3BOXHCRS4LJKPHRE4U/

<野党の支持率、国民民主がトップ返り咲き・参政党は勢いに陰り…読売世論調査>・2025/09/17 ・https://www.yomiuri.co.jp/election/yoron-chosa/20250917-OYT1T50001/

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