<朝日社説:「森友と財務省 隠蔽体質と決別したか」>
朝日新聞社殿。森友問題の本質は、一体何だったのでしょうか。
学校法人「森友学園」への国有地の格安売却をめぐるこの問題は、安倍晋三首相(当時)およびその妻・昭恵氏が、財務省に対して不当な働きかけや圧力をかけたのではないかという疑念が発端でした。つまり、焦点は「首相夫妻による不当介入の有無」にあったはずです。
財務省による答弁の不備や文書の改ざん・隠蔽体質といった問題は、あくまでその周辺的な事項にすぎません。本質的な問いは、政治家の関与があったのか、なかったのか、という点です。
すでに財務省の関係文書は、さまざまな経緯を経てかなりの分量が公開されてきました。そして今後も公開が続く見込みです。朝日新聞は、これらの文書をもとに継続的に検証・報道していると認識しています。
であるならば、社説で最も明確にすべきは次の点です。
文書を精査した結果、安倍首相夫妻による不当な介入があったのか、それとも確認できなかったのか。
この一番重要な結論について、なぜはっきりと説明しないのでしょうか。
仮に、明確な介入の証拠がなかったとすれば、当時、朝日新聞をはじめとする多くのメディア、国会で追及を続けた野党議員たちは、あの一連の騒動が誤った方向に進んだことについて、一定の反省を示すべきではないでしょうか。
当然、朝日新聞自身も当時の報道内容を検証し、その妥当性や影響について自ら評価を行う責任があるはずです。
繰り返します。安倍首相らによる「不当な介入」は、結局のところ文書などの検証で何がどのように解明されたのか。朝日新聞社として、読者に対して誠実に、そして明確に示していただきたいのです。
<朝日社説:「森友と財務省 隠蔽体質と決別したか」>
https://www.asahi.com/articles/DA3S16283974.html?iref=pc_rensai_long_16_article
<森友問題をスクープした「元NHK記者」が「赤木夫人」と“禁断の関係”に… 内縁の妻が明かす不貞行為 デート中に直撃すると「事実だと思うことをお書きになったらいい」>・2025年08月18日・https://www.dailyshincho.jp/article/2025/08180559/