<「今すぐ」石破政権がトランプ大統領にすべきこと>
トランプ関税、安易な譲歩は禁物だが、私も高橋氏の提案、基本的に支持します。
1 米の輸入拡大、備蓄米だけでなく、食用として、大幅な関税引き下げで輸入拡大を。
2 石油・天然ガスの輸入拡大、これは是非。なお、他の農産物・畜産物等の輸入拡大策も。
3 武器輸入、余り賛成できないが、オスプレイと原子力潜水艦1~2隻、ふっかけてみますか。
4 自動車輸入、これは米国メーカーの努力不足、いかんともしがたい。
<日本との貿易交渉は「進展」 近日中に経過発表―米高官>・07月03日
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025070300206&g=int
<「今すぐ」石破政権がトランプ大統領にすべきこと>
赤沢再生相は7回目の訪米から帰国した30日の羽田での会見で、日米間で協議を重ねるごとに「理解が深まっている」とし、今後の協議では7月9日が「交渉の一つの節目であることは間違いない」との見方を示した。当初26日から29日までの4日間だった日程を延長した赤沢氏は、Xにも「来週も協議続行」とポストした。・・・
日本は我々からコメを買おうとしない。それなのに日本は深刻なコメ不足になっている。だから我々は日本に手紙を送るつもりだ。米国はこれからも長い間、日本が貿易相手国であることを望んでいる。・・・
手前味噌になるが筆者は4月1日、「トランプ関税:この90日間に日本が採るべき政策」で次の4項目を挙げた。
1 コメの輸入拡大・・向こう3年間、日本政府は備蓄用のコメ100万トンを関税ゼロで米国から買う、と提案せよ
2 石油・天然ガスの輸入拡大・・トランプの「Drill, baby, drill!」を満足させる案。米国には、ロシア産を買って欧州などに転売している中国とインドを牽制するための玉も必要だろうから、日本にはこれ以上回せないと言って来るかも知れないが、ならば余計に強く申し入れるべき
3 武器の輸入拡大・・究極のWin Win策。更に踏み込んで核ミサイル付の原子力潜水艦を10隻ほど買いたい、と申し入れよ
4 自動車の輸出戦略・・関税率ゼロは無理でも、日本の国益は国内生産台数の維持し、雇用確保ができるレベルまで引き下げるよう粘れ
2025.07.03・高橋 克己・https://agora-web.jp/archives/250702062457.html