関税で世界を翻弄するアメリカのトランプ大統領。
「疑米論」、それはある種当然のことかもしれません。しかし、その中身はしっかり吟味する必要がある。
「世界的に情勢が不安定になり、先行きが不透明になるいま、その言論は過度に不安や対立をあおっていないか。私たちにも情報をうのみにせず、その背後にある意図を見抜く力を養うことが求められている。」
<拡散する「疑米論」背景は>
先行きが不透明になる中、SNSではいま、誤った情報や偏った情報で、アメリカ政府への疑念や不信感を過度にあおろうとする言論が広がっている。
「疑米論」と呼ばれ、台湾などで警戒が高まっている。
中には”意図的な操作があるのではないか”という指摘も。いったい誰が、何の目的で、広めようとしているのか。その背景を追った。
(科学文化部 福田陽平 / 国際番組部 新里昌士 / 映像センター 村山貴道)
6月11日・https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250611/k10014830721000.html