* タコ・イカが見ている世界 (創元ビジュアル教養+α・吉田真明 (著), 滋野修一 (著))
ビジュアルでわかる頭足類の世界
イカ・タコなどの頭足類は、人類とはまったく異なる身体・脳の構造を持っている。
しかし、他個体とのコミュニケーションや鏡像認知など、ヒトにも通じる高度な知性の持ち主であることが分かってきた。
その進化史から特異な身体の構造、そして心の中や社会性まで、最先端の知見を二人の研究者が豊富な図版と共に紹介する。
Part1 殻を捨てた不思議な生き物たち
Part2 タコ・イカの心と知性
Part3 生命の設計図を書き換える
Part4 頭足類と人類
<書評・タコの脳と生成AIの共通点 『タコ・イカが見ている世界』吉田真明・滋野修一著>
日本人にとって日常的な食べ物であるタコやイカ。しかし生命科学の分野では、動物の学習と記憶の仕組みはタコの脳から、神経が電流を流して情報を伝える仕組みはイカの神経から、解明されてきたという。タコ・イカ研究が科学の発展をどう支えてきたか、頭足類の専門家が教えてくれる一冊。・https://www.sankei.com/article/20250608-23N6BXO5JVOYHKCC3MHL6IJ7WE/