<トランプ大統領の「黄金時代」の始まり>
大統領職の任期は4年間だ。この限られた短い任期でトランプ大統領の「黄金時代」は不可能だ、私はそう考えます。
果たして四年間で米国民主党は生き返ることだできるのか、トランプ大統領、強引すぎる手法、米国民の反感を生むことにならないか???
トランプ氏の勝利、それは民主党支持であった労働者やマイノリティの一部がトランプ氏に期待して寝返ったから???
しかし、トランプ政権の多くの政策はこれに応えるものではない、彼らは失望するであろう、トランプ政権に。
トランプ政権、ますます米国の経済格差を拡大させる。関税政策で製造業の復活などあり得ない。トランプ大統領の「黄金時代」の始まり、それは幻???
<トランプ大統領の「黄金時代」の始まり>
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それでは、トランプ氏の「黄金時代」の始まりについて少し考えてみた。トランプ大統領が「黄金時代が始まった」と発言したのは、主にアメリカ国内での経済的復興を意味してきた。その意味で「黄金時代」は実際の歴史的概念ではなく、政治的なメタファーやレトリックとしての意味合いが強いかもしれない。トランプ氏の支持者にとっては、経済成長や雇用の増加などを基にした「明るい未来」の象徴として受け取られた面があるだろう。
明らかな点は、国民経済の発展、高騰するインフレ対策、雇用拡大だけでは「黄金時代」の始まりとはいえない。上述したように、過去の「黄金時代」は経済の発展よりは、文化、学問、芸術の発展がその主要な原動力だったからだ。
それではトランプ氏の「黄金時代」の場合はどうだろうか。トランプ氏は「常識革命」といわれる文化面での刷新を宣言している。行き過ぎたキャンセルカルチャー、過剰なジェンダー思想などの負の文化から伝統的な文化への復帰が叫ばれている。
大統領職の任期は4年間だ。この限られた短い任期で「第2次トランプ政権は米国の黄金時代の始まりだった」と歴史学者が後日語ることが出来る成果を挙げられるだろうか。トランプ氏の挑戦は今、始まったばかりだ。・・・2025.01.24・長谷川 良・https://agora-web.jp/archives/250123203506.html
<トランプ大統領が告げた「黄金時代」の自信と過信>
マスク氏らITトップとの蜜月に支持層から警戒感も
アメリカ大統領に返り咲いたトランプ氏は、就任当日から前政権の政策を次々と覆した。「アメリカ第一主義」の行く末は。
2025/01/21 ・渡辺 亮司・米州住友商事会社ワシントン事務所 調査部長
https://toyokeizai.net/articles/-/853548