日本人には想像も出来ない社会、メキシコの麻薬戦争。
バイデン大統領殿、きれい事で民主主義サミット、果たして何が前に進むのか???
<メキシコはこうして「犯罪と暴力」に沈んだ…麻薬戦争、真実の100年史>
<単純な「善と悪」の戦いという構図では描けない。ドラッグと犯罪組織の撲滅を大義名分に、社会の腐敗と崩壊を助長してきた暗い歴史>
メキシコの麻薬取引の世界は、噂と恐怖の煙幕に覆われている。真実をつかみ取ることは、実に困難だ。
それでも、議論の余地がない事実がある。マリフアナやアヘン、ヘロイン、コカイン、メタンフェタミン、フェンタニルを売買する国際ビジネスが、過去15年間で少なくとも35万人の死と7万2000人の行方不明に関係していること。そして、犯罪組織による恐喝が社会の広い範囲に及んでいることだ。・・・12月10日・アン・デスランデス(ライター)
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/12/post-97619.php
* マフィア国家――メキシコ麻薬戦争を生き抜く人々(工藤 律子 (著))
格差の増大と政府の失策により、麻薬カルテルに侵食されるメキシコ社会。この10年間に15万人以上の犠牲者と3万人を超える行方不明者が生み出された。国際社会をも震撼させる麻薬戦争の震源地で何が起きているのか、そして人々は暴力にどのように抗しているのか。その最前線の町に入った本格ルポルタージュ。