<小学生には「算数ドリル」がどうしても必要な訳・機械的な作業に思えても重要な意味がある>
小学校でもタブレット端末を使用した教育が拡大。私はそれは大事なことだと考えている。
しかし一方、読み書きそろばん、実際の教科書や出版物を使用した声を出して読む訓練、さらに紙の算数ドリルでの勉強はこれまた大事と考えます。
<小学生には「算数ドリル」がどうしても必要な訳・機械的な作業に思えても重要な意味がある>
東大教授で渋滞学の第一人者である西成活裕先生は、「小学校の算数のテストで80点でも安心してはいけません。ここで間違えていたところが中学校以降でつまずくきっかけになりやすいからです」と言います。本稿は『東大の先生!文系の私に超わかりやすく算数を教えてください!』から一部抜粋・再構成のうえ、算数の本質について、文系ライターの郷和貴氏との会話形式でお届けします。
2025/01/14 ・西成 活裕 : 東京大学先端科学技術研究センター教授
https://toyokeizai.net/articles/-/849542