<日経社説:「米中対立下で日ASEANの連携深めよ」>
この社説の要旨は次の通りです。(ChatGPT)
1 安全保障分野での協力強化:日本はASEAN諸国との安全保障協力を深め、特に中国の覇権主義的な動きに対抗すべきである。
2 経済・安保の連携強化:日本は経済だけでなく、安全保障でもASEANと連携を深め、地域安定に貢献する必要がある。
3 ASEANの中立性尊重と日本の役割:ASEAN諸国は米中対立において中立を守りたいと考えており、日本はその支援を通じて信頼を高めるべきである。
4 中国依存に対抗する独自の存在感:ASEAN諸国の中国依存が高まる中で、日本は米国と中国の橋渡し役として独自の外交戦略を展開すべきである。
「安全保障分野での協力強化」や「経済・安保の連携強化」については、当然の主張であり、異論はありません。しかし、「ASEANの中立性尊重と日本の役割」について、果たして日本がASEANへの支援を行うべきか、という点には再考の余地があると感じます。ASEAN諸国はもはや後進国ではなく、その存在感は一層強まっています。したがって、単に支援するという発想を超えた、新たなアプローチが求められているのではないでしょうか。
また、「日本は米国と中国の橋渡し役として独自の外交戦略を展開すべきである」という主張についても疑問があります。日本が米国と中国の橋渡し役を果たすことは現実的ではないと考えます。中国はそのような役割を受け入れにくい国であり、米国もまた日本がその立場を担うことに積極的ではないでしょう。むしろ、日本の外交は、日本の国益を最優先に考えた戦略を軸に進めるべきです。
<日経社説:「米中対立下で日ASEANの連携深めよ」>・1月12日
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK1211I0S5A110C2000000/
<毎日社説:「首相の東南アジア訪問 共通利益拡大する契機に」>・2025/1/15
https://mainichi.jp/articles/20250115/ddm/005/070/076000c
<もうグローバル経済の「傍観者」ではない…マレーシア首相が語る、ASEANが世界経済にもたらす成長と繁栄>・1月12日・アンワル・イブラヒム(マレーシア首相)・https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2025/01/532150.php
<インドネシアのBRICS加盟と石破首相の「給食支援」問題>・2025.01.13 ・篠田 英朗・https://agora-web.jp/archives/250112123317.html