* 山谷をめぐる旅(織田忍 (著) )
東京に残るリカバリー空間
その歴史といまを静かに熱く描くノンフィクション
日雇い労働者の街「山谷」。訪問看護師として働きながらこの街の「生と死」を見つめつづけてきた著者による同時代の記録。移り変わる街の歴史とありのままの現在、人々の闘いと願いが鮮やかに描かれる。写真約120点収録。
<9割が生活保護…日雇い労働者の街ではなくなった山谷の「現在を切り取る」意味>
<日本三大ドヤ街として知られる、東京の山谷。しかし、闘う労働者の姿はもうなく、街の姿は変容を遂げている。山谷で地域医療に従事するライターがその歴史をたどり、そこに生きる人たちの姿を描写した>・2024年12月23日・印南敦史(作家、書評家)
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2024/12/530127.php