<朝日社説:「韓国政治の混乱 権力の暴走 究明つくせ」>
この社説の要旨は次の通りです。(ChatGPT)
1 非常戒厳の責任と真相究明の必要性:尹錫悦大統領が非常戒厳で国民の自由を封殺し、民主主義を危機に陥れた責任を追及するため、議会や司法による徹底した真相究明が求められる。
2 韓国民主主義の底力と課題:国会や市民の動きが非常戒厳を短時間で解除に追い込んだ点は韓国民主主義の底力を示す一方、軍の動員による緊迫した状況や流血回避の幸運には改善すべき課題がある。
3 大統領の責任と政治的影響:尹大統領は政策の求心力や国際的信用を失い、責任を明確にする必要がある。国政への関与停止を「収拾策」とする政府方針には国民の理解が得られない可能性が高い。
4 日韓関係への影響と日本側の対応:政治危機は日韓連携や関係改善にも影響を及ぼし、日本も主体的な外交を進めて、日韓関係の持続的発展を図るべきである。
日本の多くのマスコミは非常戒厳の是非ばかりに焦点を当てていますが、非常戒厳が不適切だったこと自体は論じるまでもありません。与党からの支持さえ得られなかった尹大統領の決断には、どこかで歯車が狂ってしまっていたことがうかがえます。
なぜ尹大統領がここまで追い込まれたのかについては、個人的なスキャンダルが影響しているとも言われますが、根本的な原因は親北派の野党の影響力が増し、政治が停滞したことではないでしょうか。
ここで疑問が湧きます。日本のマスコミや朝日新聞は、親北派で反日的な姿勢を持つ野党への政権交代を望んでいるのでしょうか?仮にそうした野党が政権を握った場合、「日本も主体的な外交を進めて日韓関係の持続的発展を図るべきだ」という主張が現実的に通用するとは思えません。
日韓関係の改善には、韓国内の政治状況を冷静に見極め、短絡的な期待や理想論ではなく、現実的な外交戦略を練ることが重要です。
<朝日社説:「韓国政治の混乱 権力の暴走 究明つくせ」>・12月10日
https://www.asahi.com/articles/DA3S16102556.html?iref=pc_rensai_long_16_article
<毎日社説:「尹大統領の弾劾不成立 混乱の長期化を懸念する」>・2024/12/11
https://mainichi.jp/articles/20241211/ddm/005/070/040000c
<尹錫悦は「何を間違えた」のか?…お粗末すぎた大統領の自作自演クーデター計画を解説>・2024.12.10・https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2024/12/528198.php
<韓国経済がどんどん悪くなる中での政局混乱に、悲鳴上げる経済界・大企業不振に米中摩擦懸念、「日本型長期不況」が現実味帯びる>・2024.12.11・玉置 直司
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/85400