＜朝日社説：「トランプ氏人事 抑制と均衡は働くのか」＞
この社説の要旨は次の通りです。
1 トランプ氏の人事方針への懸念：忠誠重視の人選が目立ち、専門知識や経験が軽視されている。抑制と均衡の原則が機能するか不安がある。
2 民主主義への試練：行政、立法、司法の三権がトランプ氏寄りとなり、権力の分立が揺らぐ恐れがある。議会や最高裁も民主主義の危機を自覚すべき。
3 国際社会への影響：トランプ氏の孤立主義的姿勢により、気候変動対策や国際的枠組みからの離脱が懸念される。同盟関係や通商政策の不透明さも問題。
4 多国間協調の必要性：米国の動きに備え、日本を含む主要国は国際協調を深化させる努力を急ぐべきだと主張している。
この社説で指摘されていること，それぞれもっともです。しかし、気候変動問題については，私はトランプ氏の考えに同調したい。
なお、「米国の動きに備え、日本を含む主要国は国際協調を深化させる努力」、一般論としては当然であるが、日本は，ロシアや中国とは国際協調を深化、それは難しい、やはり日米二国間でいろいろ調整すべき，私はそう考えます。
＜朝日社説：「トランプ氏人事 抑制と均衡は働くのか」＞・11月22日
https://www.asahi.com/articles/DA3S16089660.html?iref=pc_rensai_long_16_article
＜読売社説：「トランプ新政権 イエスマンばかりでは危うい」＞・2024/11/21
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20241121-OYT1T50007/