<朝日社説:「首相続投表明 信失ったままでは困難」>
この社説の要旨は次の通りです。
1 信頼回復の難しさ:選挙で自民・公明両党が過半数割れし、信頼を失った現状では、石破首相の続投による政権運営は困難だと指摘。
2 政治資金問題と信頼失墜:裏金問題や旧統一教会との関係により、自民党の信頼が損なわれ、党の改革と透明性が求められる状況。
3 公明党の組織基盤の揺らぎ:関西で維新に敗北し、基盤が揺らいでいる公明党が、政治資金改革などで自民党に影響を与えるべき立場にあると提言。
4 野党との協力の必要性:過半数割れにより、政策実現には野党の協力が不可欠となる中、石破首相は「部分連合」を模索しており、民意の反映が重要と強調。
朝日新聞の各主張に対して、私も大筋で同意します。しかし、社説のタイトル「首相続投表明 信失ったままでは困難」からは、首相の退陣を求める主張があるように感じますが、実際の社説内容には、首相の辞任を明確に求める記述が見当たりません。
朝日新聞は、このような曖昧な態度が読者を混乱させることを理解すべきです。首相の辞任が必要であると考えるのであれば、なぜそれを明確に主張しないのでしょうか。
<朝日社説:「首相続投表明 信失ったままでは困難」>・10月29日
https://www.asahi.com/articles/DA3S16070726.html?iref=pc_rensai_long_16_article
<産経主張:「国民の審判 首相の居座りは許されぬ 直ちに辞職し新総裁選出を」>・2024/10/29・https://www.sankei.com/article/20241029-CEB23AAJIJPI7NMIRKWA2U4OUQ/