<【衆院選で並ぶ「最低賃金1500円」公約】私たちが幸福になれない3つの問題>
確かに「最低賃金1500円」はかなり高いハードルです。しかし、与党も野党も同じ公約、是非実現させねばならない。
「最低賃金1500円」、いろんな副作用がある,それは否定はできない。しかし、乗り越えることは可能だ、見本は韓国にある。
なお、東京・首都圏、すでに1300円を超えているのだ、決して高すぎる目標ではない。
<「最低賃金1500円」主要政党が公約に 中小企業は価格転嫁できず重荷>・2024/10/17 ・https://www.sankei.com/article/20241017-42RSL53JP5KBBDYU3OCJ4OALVQ/?outputType=theme_election2024
<【衆院選で並ぶ「最低賃金1500円」公約】私たちが幸福になれない3つの問題>
衆院選の各党公約で、最低賃金1500円が目立っている。自民党は「2020年代に全国平均1500円」、公明党も「5年以内に全国平均1500円」、立憲民主党、共産党、れいわ新選組、社民党も「1500円以上」としている(「「賃上げ・物価高対策」の各党公約は?多くの党が最低賃金「1500円」引き上げへ」FNNプライムオンライン2024/10/18)。
賃上げが物価高に追いつかないことから、賃上げ加速の一つの手段として最低賃金(最賃)を上げようとしているのだろう。2020年代と5年以内は同じなので、自民党も公明党も5年以内に1500円にするということだ。
2024年の全国平均の最賃は1054円だから、年に7.3%ずつ最賃を引き上げていくことになる。ここ10年、最賃は年に3%ずつしか上がっていないから今後はかなりの急ピッチで上げていくということだ。
では、最賃を引き上げれば、すべての人の賃金が上がって皆が幸福になれるだろうか。問題は3つある。
最賃引き上げで雇用が減る:年収の壁:最低賃金は名目値
10月24日・原田 泰(名古屋商科大学ビジネススクール教授)・https://wedge.ismedia.jp/articles/-/35499
<【最低賃金1500円の劇薬】雇用が増え、世帯収入が増え、会社の生産性が上がる…という好循環は本当に望めるのか・強制的な賃上げ圧力によって起こる「楽観シナリオ」「悲観シナリオ」を分ける鍵(前編)>・2024.10.25・川上 敬太郎・https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/83958
<【最低賃金1500円の劇薬】2020年代という期限は選挙対策の“放言”か、早急な賃上げが日本経済を崩壊させるワケ・強制的な賃上げ圧力によって起こる「楽観シナリオ」「悲観シナリオ」を分ける鍵(後編)>・2024.10.25・川上 敬太郎・https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/83959
<最低賃金の引き上げで解雇に踏み切ると回答した企業は約2割、景気低迷下で賃上げを要求するドイツ労働界は正気か?・ドイツに学ぶ最低賃金引き上げの是非>・2024.10.25・【土田陽介のユーラシアモニター】・https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/83950
<最低時給、東京は1300円超え―帝国データバンク : 都市部と地方の格差くっきり>・2024.10.25 ・https://www.nippon.com/ja/japan-data/h02179/
<最低賃金1500円の「清算主義」は韓国に学べ>・2024.10.11・池田 信夫・https://agora-web.jp/archives/241011024847.html
<経済同友会新浪代表幹事 最低賃金引き上げで潰れる会社は「守らなくていい」>・ 10/18・テレビ朝日系(ANN)・https://news.yahoo.co.jp/articles/6f15144f4ad0abbbaab4ddb275b7e362329