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朝日社説:「裏金一部非公認 首相決断 国民に響くか」

<朝日社説:「裏金一部非公認 首相決断 国民に響くか」>
この社説の要旨は次の通りです。
1 自民党の信頼回復の難しさ:石破首相が裏金問題で一部議員の公認を見直す方針を発表したが、実態解明や抜本的な政治資金改革が伴わなければ、自民党への信頼回復は難しい。
2 党内の処分の甘さ:処分は不記載の総額が大きい議員に限定され、真相解明は不十分。松野博一氏の公認も、政治倫理審査会への出席が理由とされるが、説明責任を果たしていないとの批判が残る。
3 首相の方針転換と選挙の急速実施:世論と党内の反発を受けて首相は方針を変更したが、選挙の急速な実施が国民に向いた意思決定なのか注視する必要がある。
4 政策論戦の不足:所信表明演説や答弁は総じて過去の政府説明をなぞるものであり、衆院選に向けた国民への判断材料としては不十分。選挙前に十分な論戦を行うべきだと主張。

細かいことはさておき、個人的には少し悔しいのだが、朝日新聞のこの社説、大筋で同意せざるを得ない。
代表質問、野党の追及も特段のものはなく、十分な論戦にはほど遠い現状です。
問題は選挙結果だ。多くの議員を非公認、対抗馬を立てず選挙に臨めば、自民党の議員数、大幅に過半数を割り込むのは必須。これで選挙後の国会運営などどうするつもりなのか、石破首相。これでは憲法改正など夢のまた夢。求心力の低下した石破首相は絶体絶命に追い込まれそうです。

<朝日社説:「裏金一部非公認 首相決断 国民に響くか」>・10月8日
https://www.asahi.com/articles/DA3S16053369.html?iref=pc_rensai_long_16_article
 
<日経社説:「不記載議員の「非公認」でけじめは十分か」>・10月7日
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK073MR0X01C24A0000000/
 
<毎日社説:「裏金議員の一部非公認 国民の理解を得られるか」>・2024/10/8
https://mainichi.jp/articles/20241008/ddm/005/070/107000c

<産経主張:「政治とカネ 再発防止策も丁寧に語れ」>・2024/10/11
https://www.sankei.com/article/20241011-DR2B2U63YFPI3ED6H4HTFQGRQA/

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