<医師不足を助ける新しい資格「医師助手」の期待度>
熟練看護師がおこなえる医療行為医の範囲を思い切って拡大を、そのための資格「医師助手」の国家資格制度の導入、積極的に検討すべき。
AIでの診察、これからますます進展する、それらとこの新たな「医師助手」制度を活用して、単なる医師不足解消だけでなく、医療費の大幅な低減のための改革をおこなわねばならない。
医療費問題、高齢者の3割負担拡大が議論されている。それも大事なことだが、高齢者医療、たとえば慢性疾患、高血圧など、処方箋の発行だけで、クリニック開業医ぼったくり、医療費の大幅低減が必要なのだ。
医療費の大幅な圧縮、医療の現場の効率化、もっともっと努力が必要だ。開業医のぼったくり体質、医師会が癌だ。極端に言えば公立病院がもう少し頑張って、開業医がペイしないような医療のあり方、厚労省、真剣に取り組む必要がある。
<医師不足を助ける新しい資格「医師助手」の期待度>
アメリカで始まり、日本でも導入の議論が進む
2024年4月に始まった医師の働き方改革を先取りし、2010年から改革に取り組み成功を収めているのが、亀田総合病院スポーツ医学科だ。
医師に代わって診察の一部を支援できる、アメリカの国家資格「PA(Physician Assistant:医師助手)」を院内資格としてアレンジし、医師が医師本来の仕事に専念できる環境を作った。
はたしてPAとはどんな仕事なのか――。
PAとして活躍する看護師
高山 真由子・2024/09/14 ・https://toyokeizai.net/articles/-/824003?display=b