* ユダヤ人とユダヤ教 (岩波新書 新赤版・市川 裕 (著)>
啓典の民、離散の民、交易の民、さまざまな呼び名をもつユダヤの人びと。苦難の歩みのなか、深遠な精神文化を育む一方、世を渡る現実的な悟性を磨いてきた。歴史をたどりながら、その信仰、学問、社会、文化を知る。
<世界に離散、大富豪も多い…「ユダヤ」とは一体何なのか? 聖書と歴史から読み解けば世界の「今」が見えてくる>
<ユダヤ人はなぜ世界に離散し、いかにして多くの優秀な人材を輩出してきたのか? 答えは聖書と歴史の中に──>
今年10月3日で世界各地のユダヤ人が用いるユダヤ暦は5785年を迎える。その起点は聖書に記された「天地創造」である。
ではユダヤ人とは一体何なのか。中世以来の定義によれば、ユダヤ人の母親から生まれた者、もしくはユダヤ教への改宗者である。これはどの民族にも通じることだが、ユダヤ人は自らのアイデンティティーを保持しながら生き残るために努力する。
それはユダヤ人が神と契約を結び、神に選ばれた民として生きることにより、「神の意志」を地上に実現することを自らの使命と捉えた時以来、ユダヤ人が自らに課してきた定めだと言える。ではその神の意志とは何なのか。
2024年9月12日・嶋田英晴(同志社大学一神教学際研究センター共同研究員)
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2024/09/post-105717.php
<親から子へと世代を超えて継承する「ユダヤの叡智」人生を豊かにする格言10選>
2024年9月13日・石角莞爾(国際弁護士、改宗ユダヤ教徒)
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2024/09/post-105723.php