<朝日社説:「総裁選と財政 「持続性」語らぬ無責任」>
この社説の要旨は次の通りです。(ChatGPT)
1 政策実行に必要な財源の説明不足:各候補者は政策を訴えているが、財源や国債の問題に関する説明が乏しく、財政の持続可能性について語らない点を批判。
2 現政権の財政運営への評価の重要性:岸田政権が財政健全化目標を先送りし、安定財源の確保が進まないまま予算を増やしたことに対する評価が必要。
3 積極財政派の主張の限界:経済成長による税収増を主張する候補者が多いが、過去の大規模な財政出動にもかかわらず、経済成長が低迷している現実が指摘される。
4 無責任な財源確保策:防衛や子ども政策の財源として国債発行を示唆する候補者の無責任さを批判し、もっと具体的な財政運営の説明が求められる。
各候補者が財政の持続可能性について語らないのは当然です。総裁選の争点は政策そのものであり、財政の持続可能性は次期総選挙で問われるべきテーマです。総裁選において財政問題を語れば、メディアの格好の標的になるのは明白です。たとえば、「増税」という言葉を朝日新聞が本当に容認できるでしょうか。また、社会保障費の削減を提案すれば、朝日新聞はそれを支持するのでしょうか。
財政の持続可能性について語るなら、朝日新聞も具体策を提示するべきです。それなしに総裁候補者を批判するのは、フェアではありません。私はこの点で、朝日新聞の姿勢を「卑怯」だと考えます。
余計かもしれませんが、立憲民主党の代表選で、どなたかが財政の持続可能性について具体的な方策を述べているでしょうか?朝日新聞はこの点についてどう考えているのか、ぜひ伺いたいものです。
<朝日社説:「総裁選と財政 「持続性」語らぬ無責任」>・9月18日
https://www.asahi.com/articles/DA3S16036689.html?iref=pc_rensai_long_16_article