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日銀の利上げ懸念ではなく利上げ期待に

<日銀の利上げ懸念ではなく利上げ期待に>
「ここで日銀は利上げに向けてのブレーキは掛けるべきでは当然ない。ただし、自民党総裁選や米国大統領選挙も控え、政治的な要因から動きづらい面があるのも確かである。このため、日銀の次の利上げは12月の金融政策決定会合においてと期待している。」
正しい意見です。私はもっと早く、次の利上げを期待しているのだが。強い日本経済復活のために。

<日銀の利上げ懸念ではなく利上げ期待に>
 8月5日に日経平均株価が4451円安となり、ブラックマンデーの下げ幅を上回った。また円高も進行し、ドル円は一時141円近くまで下落した、
 これは7月31日の日銀の利上げが主因ではないが、一因であったことはたしかである。
 実質的に政策金利を0.1%から0.25%へ利上げしたことで、0.15%の利上げに過ぎなかった。しかし今後の追加利上げも意識され、これがサプライズとなった。
 実際にはそれほど意外感があったわけではない。現在の実質金利がきわめて低い水準にあることを踏まえれば当然のことであった。
 ただし市場参加者には、日銀の金融緩和は永遠であるかのようなノルムが残っていたこともたしかである。・・・・
 一般企業にとっても金利が動くことによって、設備投資などを活性化させる要因ともなり、この程度の利上げは懸念材料などでなく、本来は期待すべきものである。
 ここで日銀は利上げに向けてのブレーキは掛けるべきでは当然ない。ただし、自民党総裁選や米国大統領選挙も控え、政治的な要因から動きづらい面があるのも確かである。このため、日銀の次の利上げは12月の金融政策決定会合においてと期待している。8/25・久保田博幸・https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/5041a9013a8f887c0b8a15f46726a8a0ae67c683
 
<日銀、次の追加利上げはいつ?【経済コラム】>・9月8日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240906/k10014573321000.html

<30年ぶりの「政策金利0.5%」は年内か?植田日銀が追加利上げを急ぐワケ・伝統的金融政策回帰を明確に印象付けた植田日銀の7月利上げ 量と金利の両面から時間をかけても着実に進む金融政策の正常化>・2024.9.11・鈴木明彦:金融・経済ウォッチャー・https://diamond.jp/articles/-/350210

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