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毎日社説:「’24平和考 戦時下の格差拡大 富の偏在を是正する時だ」

<毎日社説:「’24平和考 戦時下の格差拡大 富の偏在を是正する時だ」>
毎日新聞の社説ですが、その内容は薄っぺらいと言わざるを得ません。戦時下における格差の拡大を主張していますが、ロシアはともかく、米国のIT長者が戦争によって資産を増やしたわけではありません。また、彼らが後進国の富を略奪した事実もありません。
 
格差をどこまで許容するかは、各国の歴史的背景や内政に関わる問題です。ロシアでも大きな経済格差があり、共産主義を掲げる中国でも経済格差は深刻です。毎日新聞の皆さん、日本の経済格差が許容できない水準に達しているとお考えですか?日本には既に厳しい累進税率の相続税が存在しています。
 
「戦禍で格差が拡大し、世界の分断がさらに深まる恐れが高まっている。国際社会が手をこまぬいていることは許されない」という意見は立派ですが、結局のところ自己満足的な社説に過ぎません。
 
さらに、脱炭素化に多額の資金を投じる先進国ですが、その資金を世界の貧困対策に回すことができれば、必ず一定の効果が得られるはずです。毎日新聞には、もっと現実的な提案をしていただきたいものです。

<毎日社説:「’24平和考 戦時下の格差拡大 富の偏在を是正する時だ」>・2024/8/11
https://mainichi.jp/articles/20240811/ddm/005/070/119000c
 
* 脱炭素化は地球を救うか (新潮新書 ・池田 信夫 (著)

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