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朝日社説:「海自接待疑惑 癒着の構図 徹底解明を」

<朝日社説:「海自接待疑惑 癒着の構図 徹底解明を」>
「海上自衛隊の潜水艦の検査・修理をめぐり、隊員と業界の『癒着の構図』が明らかになった。繰り返される不正の背景を含め、徹底した実態解明が不可欠だ。」当然の主張です。
 
「潜水艦は就役後、毎年の年次検査や3年に1度の定期検査を受ける。乗組員が立ち会いのため、神戸市の川重の宿泊施設に滞在する間に利益供与があったとされる。乗組員側が希望する物品を伝えていたというのだから、あきれる。公私のけじめを欠き、公務員倫理にもとることは言うまでもない。」、「神戸市の川重の宿泊施設に滞在する」、通常の公務員では全く考えられないことです、出張の管理体制などどうなっていたのでしょうか。
 
現場の体質はともかく、自衛隊のこのような問題に対する管理体制の根本的な見直しが必要です。自衛隊員の待遇改善についての議論もあります。潜水艦乗組員の過酷な勤務から解放されたときの気の緩みが今回の不祥事につながったかもしれません。単なる「癒着の構図」と批判すること私は納得できません。
自衛隊による特別監察、現場の乗組員の責任追及だけに終わらず、自衛隊の信頼確保のために、どうあるべきかという観点から慎重に実施してもらいたいものです。

<朝日社説:「海自接待疑惑 癒着の構図 徹底解明を」>・7月6日
https://www.asahi.com/articles/DA3S15975855.html?iref=pc_rensai_long_16_article

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