朝日新聞の社説「沖縄慰霊の日 記憶をつなぐために」の要旨は次の通りです。
1 沖縄戦での犠牲と歴史の悲惨さを忘れず、次世代に語り継ぐ必要性が強調されている。
2 沖縄戦の歴史を学ぶことで、戦争のない社会を築く意識を持つことの重要性が述べられている。
3 沖縄戦の教訓から、戦争を二度と起こさないための意識を全国民が共有することが求められている。
1と2については、特に反論する必要はないでしょう。しかし、3については異議があります。
朝日新聞は「沖縄戦の教訓は、戦争が民間人を巻き込み、軍隊は住民を守るとは限らないということだ。『再び戦場にしない』との願いを全国民が共有しなければならない」と主張しています。確かに、過去にそのような軍隊が存在したことを忘れてはなりませんが、それが現在の自衛隊にも当てはまるというのは大きな誤りであり、非常識な誤解です。
自衛隊は日本国民と共にあり、戦前の軍隊とは全く異なる存在です。したがって、「戦争を二度と起こさないための意識を全国民が共有する」ためには、現在の自衛隊の実情を正しく理解する必要があります。
憲法改正により、自衛隊を正式に日本の軍隊として認知することが日本の安全保障には不可欠です。自衛隊と共に平和国家を目指すべきです。
現実を直視すれば、中国の脅威やロシアと北朝鮮の軍事同盟などの問題に対処する必要があります。朝日新聞には、この現実を理解してもらいたいものです。
<朝日社説:「沖縄慰霊の日 記憶をつなぐために」>・6月23日
https://www.asahi.com/articles/DA3S15965232.html?iref=pc_rensai_long_16_article
<産経主張:「沖縄慰霊の日 史実を歪めず追悼したい」>・2024/6/23
https://www.sankei.com/article/20240623-IPPDTEFI4NP35EH2M4YLND2UFM/
<毎日社説・きょう沖縄慰霊の日 国は対話通じ痛み共有を>・2024/6/23・
https://mainichi.jp/articles/20240623/ddm/005/070/092000c
<日経社説:「国は沖縄と今こそ関係修復を」>・6月23日
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK21BM90R20C24A6000000/
<読売社説:「沖縄慰霊の日 平和守る具体策が欠かせない」>・2024/06/24
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20240623-OYT1T50136/
<沖縄全戦没者追悼式 デニー知事が平和宣言 自衛隊増強に「強い不安」 交流による信頼関係を 慰霊の日>・06月23日・https://ryukyushimpo.jp/news/entry-3225796.html