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現代のゆがみに潜む嫉妬心

嫉妬感情にまつわる物語には事欠かない。古典から現代劇まで、あるいは子どものおとぎ話から落語まで、この感情は人間のおろかさと不合理を演出し、物語に一筋縄ではいかない深みを与えることで、登場人物にとっても思わぬ方向へと彼らを誘う。
それにしても、私たちはなぜこうも嫉妬に狂うのだろう。
この情念は嫉妬の相手のみならず、嫉妬者自身をも破滅させるというのに――。
私たちは、なぜ嫉妬という感情を手放すことができないのか。
嫉妬感情は、政治や社会生活、とりわけ民主主義とどうかかわっているのか。

* 嫉妬論 民主社会に渦巻く情念を解剖する (光文社新書・山本 圭 (著))
嫉妬感情にまつわる物語には事欠かない。古典から現代劇まで、あるいは子どものおとぎ話から落語まで、この感情は人間のおろかさと不合理を演出し、物語に一筋縄ではいかない深みを与えることで、登場人物にとっても思わぬ方向へと彼らを誘う。それにしても、私たちはなぜこうも嫉妬に狂うのだろう。この情念は嫉妬の相手のみならず、嫉妬者自身をも破滅させるというのに――。(「プロローグ」より)政治思想の観点から考察。
 
<生活保護バッシング、「自粛警察」…現代のゆがみに潜む嫉妬心/上>・2024/6/1・https://mainichi.jp/articles/20240531/k00/00m/040/171000c
<なぜ平等社会で人の幸せ許せない? 嫉妬と民主主義の意外な関係/下>・2024/6/1 ・https://mainichi.jp/articles/20240531/k00/00m/040/176000c

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